アラフィフ主婦のカジLIFE

アラフィフ主婦の私が日々の料理のコツについて語ります\(^o^)/

冷凍焼けはいつから始まる?扉の開け締め頻度がポイント

食品の冷凍焼け

 

食品を長い間、冷凍室に入れておくと起こってしまう
「冷凍焼け」ですが、いつごろから起こるのか気になりませんか?

 

私は「とりあえず余ったら冷凍庫」というタイプなので
肉の残りや油揚げなど、いろんな食品が冷凍庫に入ってます。

 

冷凍焼けは「食品の種類」と「保存状況」に左右されます。

そのため、一概に「いつから」とは言えませんが、
一般的な肉類ならば1ヶ月過ぎてくると、
冷凍焼けのリスクが高まります。

 

同じ肉類でも「ひき肉」だと空気に触れる面が多いため
2週間過ぎてくると、冷凍焼けが始まりやすいです。

 食品別・冷凍焼けが始まる時期

そもそも、「冷凍焼け」は食材の水分が抜けて、
パサパサになってしまう状態のことで、
長期間冷凍庫に入れっぱなしにしていると起こります。

食品別におおよその保存期間を調べてみました。
これを過ぎると冷凍焼けが始まりやすくなります。

<牛肉>

  • かたまり肉:1か月
  • ブロック肉:3週間
  • 薄切り肉:3週間
  • ひき肉:3週間
  • ハンバーグなどに加工した肉は2週間

<豚肉>

  • かたまり肉:1か月
  • ブロック肉:2週間
  • 薄切り肉:2週間
  • ひき肉:2週間

<鶏肉>

  • かたまり肉:3週間
  • もも肉:2週間
  • むね肉:2週間
  • ひき肉:2週間

<魚>

  • 2~3週間

冷凍焼けを早めてしまう原因と対処法

扉の開け締めで溶けたり凍ったりする

家庭用冷蔵庫で冷凍焼けが起こるのは、
日々の扉の開け締めの影響が大きいです。

 

扉を開け締めすることで、
庫内温度が変化してしまうのよくありません。

冷凍食品などは急速冷凍されている上、
温度が一定の大型冷蔵庫で保管されているため
冷凍焼けが起きにくいです。

 

扉の開け締めはどうしても避けようがありません。

食品を凍らせてから、扉を開けると少し溶ける→
→また凍る→また溶ける…を繰り返してしまうと冷凍焼けが早まります。

 

なるべく温度変化が起こらない工夫があると良いですね。

  • すぐに使わなさそうな食材は奥の方に入れる
  • 扉の開け締めを減らす
  • 温度を変えられる(冷凍にできる)引き出しを利用する

などで対応してみて下さい。

 食品が凍るまでに時間がかかる

家庭用の冷蔵庫では、
食品が冷凍するまでに時間がかかります。

 

市販の冷凍などは専用の冷凍施設で
急速に冷凍されているので食品の風味が劣化しません。

ゆっくり冷凍されてしまうだけでも、
食品の鮮度は落ちてしまうのですね。

 

最近では、家庭用冷蔵庫でも
「急速冷凍」の機能があるものも出ているので
次に買い換えるときには検討しても良いでしょう。

 

これも扉の開け締めで温度が上がると凍りにくいです。

早く凍らせるためにも、扉の開け締めは極力少なくしましょう。

冷凍焼けを防ぐ方法

食品焼けが起こるのを少しでも遅らせるために、
次のような方法があります。

なるべく空気を抜く

空気があると酸化の原因になります。

食品の間に空気が入っているときは、
なるべく押し出して空気に抜いて密封しましょう。

ブロック肉や魚などは、空気に触れさせないように
ピッタリとラップや保存袋などに入れて冷凍しましょう。

 

より、厳密に空気を抜きたいときは、水を張ったボウルに沈めながら
口を締めるようにすると真空に近い状態にすることができます。

 食品をコーティングする

食品ごとに適した方法でコーティングしておくと
冷凍焼けを防げます。

 

例えば、
ブロック肉などは、砂糖水にくぐらせてラップにくるみ
空気を抜きながら保存袋にいれて冷凍するのが良いです。

 

魚の場合、生の切り身や刺し身は下味をつけて冷凍すると、
保存期間が1ヶ月近くに伸びます。

 

ごはんは炊きたての熱いうちにピッタリラップで包んで
保存袋に入れて密封します。

 

冷えたごはんは水分が抜けてしまっているので、
冷凍によってさらに水分が抜け、
温めたときにパサついた触感になってしまいます。

少しでも水分が含まれている状態の時に
密封して冷凍するのが美味しく食べるコツです。

 

小松菜やほうれん草は生のままでも冷凍できます。

ただし、時間が立ちすぎると触感が悪くなるので
生ならば10日~2週間以内に使うようにしましょう。

2週間以上使わないようであれば、
さっと茹でてから冷凍するほうが良いです。

 

ややほうれん草のほうが劣化が早いので気をつけて。

葉物野菜は基本的には茹でて保存すれば
栄養価も変化せすに1ヶ月以上もちます。

冷凍庫の扉の開け締めする頻度を減らす

開け締めを減らすのは難しいとは思いますが、
気をつけるだけでも変わってきます。

庫内の温度変化の影響を受けないよう、
工夫してみてください。

なるべく早く冷凍させる

これも自分でコントロールするのは難しいとは思いますが、
食品の近くに保冷剤(氷など)を置いてみるなど、
少しでも早く凍らせると良いでしょう。

冷蔵庫に急速冷凍機能がついていれば、
ぜひ使ってみて下さい。

まとめ

冷凍焼けは、主に冷凍してから2週間後くらいから始まります。

空気に触れる部分が多い食材であればあるほど
冷凍焼けも早く始まります。

なるべく空気に触れる部分を減らして保存することが
冷凍焼けを遅らせることにつなると思いますよ^^