いちごの冷凍は解凍したらぶよぶよになる?食べ方を工夫すればOK
いちごを大量にもらって一度に食べきれない場合、
冷凍して保存すると思います。
私も友達からおいしいちごを送ってもらって、
絶対に食べきれない!と思った瞬間、
「冷凍しよう」と思い立ちました。
そして「いちごを冷凍して解凍したらぶよぶよになるかも?」
そう思ったんですよね。
結論から言うと、ある程度はぶよぶよになりますが、
その程度を軽くする方法があります。
それは「冷蔵庫で時間をかけて解凍すること」です。
はい、これが一番いい方法です。
いちごを解答するとぶよぶよする原因
そもそもいちごは水分が多く、
冷凍解凍して使うとどうしてもぶよぶよします。
冷凍するといちごに含まれる水分が膨張し、
細胞が壊されてしまうことが原因です。
一度、細胞が壊されてしまうと、
解凍した時に、水分をキープできずに溢れてしまうから。
みずみずしい生のいちごはおいしいのですが、
冷凍⇒解凍して食べる時にぶよぶよになってしまうのは、
こういった現象があるからです。
いちごの冷凍⇒解凍方法~ぶよぶよしない方法
それでは、冷凍後、解凍してもぶよぶよしない方法はあるのでしょうか?
残念ながら、生のいちごのようになることはありません。
先程書いたように、
冷凍した時点で細胞が破壊されていますので、
解凍するとどうしても水分が出てしまい、
ぶよぶよした感じの食感になってしまいます。
それを少しでも軽減するためにおすすめの解凍方法は、
じっくり時間をかけて解凍することです。
解凍ばかりに目がいってしまいますが、
いちごを冷凍するところから一工夫すると、
ぶよぶよ感を軽減することができます。
いちごの冷凍方法
何度も書いたように、いちごは水分が多いです。
その水分を何とか中に閉じ込めておきたいですよね。
そのための方法をご紹介します。
私が冷凍した中で一番よかった方法です。
それは「いちごに砂糖をまぶして冷凍する」方法。
- いちごをよく洗う
- ヘタを落とす
- 水分をしっかり拭き取る
- 砂糖をまぶす
- ラップに包み保存袋に入れる
- 冷凍庫へ
1.いちごをよく洗う
ご存知かと思いますが、
いちごは残留農薬が多い果物です。
ほとんどの農薬は水溶性なので、
水洗いすることで落とすことができます。
流水で洗い、しっかり農薬を落としましょう。
無農薬の場合でも汚れや害虫がついているかもしれないので、
よく洗っておきます。
2.ヘタを落とす
いちごに限りませんが、
ヘタは汚れや雑菌がついていることが多いので、
必ず落としておきます。
3.水分をしっかり拭き取る
ぶよぶよになる原因の水分を、
キッチンペーパーなどでしっかり拭き取ります。
4.砂糖をまぶす
ここでひと手間!
いちごに砂糖をまぶしましょう!
ここで食べてしまいたい衝動にかられますが、(汗)
一粒一粒に砂糖をしっかりまぶします。
こうすることで水分をキープできます。
5.ラップに包み保存袋へ入れる
砂糖をまぶしたいちごをラップに包み、
保存袋に入れて極力空気が入らないように密閉します。
いちごは、2~3粒ずつラップするといいですよ!
ここでもなるべく空気が入らないようにすることがコツ♪
6.冷蔵庫へ
下ごしらえが済んだら冷凍庫へ入れます。
食べるときには自然解凍してそのまま食べると、
シャリシャリ感がクセになるデザートに♪
砂糖が気になる方は少し落として食べるといいですね。
大体1ヶ月くらいはおいしくいただけますよ!
いちごの解凍方法
さて、砂糖をまぶしてもまぶさなくても、
冷凍したいちごを解凍する場合、
できるだけじっくりと時間をかけることがポイント。
冷凍したいちごを冷蔵庫の中でも
温度が低い場所に置いて時間をかけて解凍します。
それでも水分は出てしまいますので、
包んでいたラップを取りキッチンペーパーを敷いて、
その上にいちごを置きます。
全体にラップをかけておくこともお忘れなく!
いちごの冷凍レシピ
冷凍したいちごはそのまま食べてもおいしいですが、
加工したレシピもおすすめです。
いちごジャム
砂糖をまぶした冷凍イチゴは、
そのまま火にかけて加熱すればいちごジャムに♪
甘さを調整してくださいね!
いちごミルク
みんな大好きいちごミルクもおすすめ!
冷凍したいちごと牛乳をミキサーで混ぜるだけ♪
いちごの甘さだけで十分おいしくできますよ!
ヨーグルトやバナナなどを加えてもおいしいです。
豆乳もおいしかったな~。いちご最強です。
いちごアイス
冷凍したいちごを使ってアイスも作れます。
★材料
- 冷凍イチゴ 200~250g
- 生クリーム 200cc
- シロップまたは砂糖 少々
★作り方
冷凍したいちごを半解凍して少し潰します。
容器に潰したいちごと生クリームを入れ、
シロップか砂糖で甘さを調整し冷凍庫へ。
1時間~1時間半くらいで一度混ぜて、
合計3時間ちょっとくらいでアイスの固さになります。
シロップや甘さを追加しなければ自然な甘みに、
少し物足りない場合は、アイスに苺ジャムをかけて召し上がれ!
これはめちゃくちゃおいしいのでオススメです。
まとめ
いかがでしたか?
春においしい苺を大量にもらった場合、
できるだけぶよぶよさせない方法をまとめてみました。
完全な生の状態には戻せませんが、
冷凍する時に砂糖をまぶしたり、
解凍する時に時間をかけることでおいしくいただけます。
冷凍レシピもおすすめですよ!
是非、お試しくださいね!