アラフィフ主婦のカジLIFE

アラフィフ主婦の私が日々の料理のコツについて語ります\(^o^)/

てんさい糖ときび砂糖はどちらがダイエット向き?

てんさい糖ときび砂糖はどちらがダイエット向き?

ダイエットを始めると、
どんな糖質を取るべきか気になりますよね?

お砂糖だけでも、上白糖やきび砂糖、黒糖や三温糖など
いろんな種類のお砂糖がスーパーに並んでいます。

 

実はお砂糖の種類にも、ダイエット向きな砂糖と
そうでない砂糖があるんです。

 

その中でも「てんさい糖」や「きび砂糖」「黒糖」などは
ミネラルを多く含んでいるので健康に良いです。

同じ糖質を摂るならば、上白糖やグラニュー糖よりも
こうした糖質をとるのがおすすめですね。


てんさい糖ときび砂糖を比べると、
オリゴ糖が含まれている点とミネラルの多さで
てんさい糖のほうがダイエット向きです。

どちらも糖質なのでカロリーに大きな差はありませんが、
オリゴ糖が腸内環境を整えてくるので、
便秘解消にもつながり、ダイエットにも効果的ですね!

 

また、てんさい糖はミネラルを多く含むため、
食べても急に血糖値が上がりにくいのもポイントです。

血糖値が急激に上げ下げすると太りやすくなるので、
血糖値の変動が少ない「てんさい糖」のほうが
太りにくい糖質と言えるでしょう。

 

ただ「糖質の中ではヘルシーというだけ」ですので、
カロリーが少ないとか、糖質オフってわけじゃないのでご注意を。

食べた分だけ糖質になりますし、
カロリーも普通の砂糖とほぼ変わりません。

てんさい糖はヘルシーですけど、とり過ぎは太りますよ(笑)

てんさい糖ときび砂糖の糖質の違い

では、具体的にはどのような違いがあるかというと、
てんさい糖ときび砂糖は原料が違います。

てんさい糖…甜菜(てんさい)という大根のような植物の
糖蜜を乾燥させて作ります。

 

見た目は薄い茶色ですが、この茶色は糖蜜そのものの色です。
上白糖ほど精製していないので、糖蜜の茶色が残っています。

きび砂糖…サトウキビの絞り汁からある程度の成分を除いた糖液を
煮詰めて作っているのがきび砂糖です。

黒糖はサトウキビの絞り汁をそのまま煮詰めていますが、
黒糖ほどではないにしても、風味があってミネラルを含んでいます。

 

これらの砂糖の違いは、原材料が全く違います。

また、上白糖、グラニュー糖、三温糖などもありますが、
これらは糖液からショ糖の結晶を取り出して作られている砂糖です。

 

ラニュー糖>上白糖の順で精製の純度が高いですが、
三温糖の茶色は結晶を取り出すときについたカラメル色です。

蜜の色が残っているてんさい糖などとは色づき方が違っていて、
甘みが強くてコクがあるお砂糖です。

血糖値を上げにくい糖質

肥満に関係するのは血糖値ですが、
血糖値の上がり方がゆるやかであるほうが太りにくいです。

その意味では、きび砂糖もてんさい糖も同じ「砂糖/ショ糖」に分類されるので
それほど大きな差はありません。

 

糖の中でも点滴やジュースなどに含まれる「ブドウ糖」は
分解の過程がなくすぐにエネルギーに変わるので血糖値が上がりやすいです。

 

糖質の中での血糖値を上げる順番は

  1. グルコースブドウ糖
  2. フルクトース(果糖)
  3. スクロース(砂糖/ショ糖)
  4. ラクトース(乳糖)
  5. マルトース(麦芽糖

のような順になります。

 

果糖は果物に多く含まれていますのでわかりやすいですが、
ラクトース(乳糖)やマルトース(麦芽糖)は商品も少なめです。

乳糖や麦芽糖は、わざわざ購入しなければ手に入りにくいですね。
価格も砂糖類と比べると高めになります。

そのため、砂糖の種類を変えることで、
血糖値の上昇を抑えるのは効果的ですね。

 

一方、多くの食品に含まれているグルコースブドウ糖)は
手軽に摂れる反面、血糖値も上がりやすくて太りやすい欠点があります。

果糖も果物やジュースに多く含まれていますよね。

砂糖類の中でもなるべくミネラルを含む茶色い糖を選ぶのが
日常的にダイエットを行うにはオススメです^^

カロリーオフ甘味料にご注意

人工甘味料はカロリーオフなので
血糖値が上がらないはずなんですが、
甘みはあるので脳がパニックを起こすようなんですね。

また、インスリンが過剰に分泌し続けてしまい、
血糖値を抑えることができずに高血糖になってしまうことも。

 

インスリンは脂肪を取り込んで中性脂肪にしてしまうので
太ってしまうとのこと。

インスリンは分泌し続けているとすい臓に負担がかかるので
2型糖尿病になりリスクが高まってしまうのです。

 

特に要注意なのはこれらの人工甘味料です。

カロリーオフ甘味料で危険な点は、
どれも強い甘さをもっていること。

自然の甘みとは違った甘みに慣れてしまうと
野菜や果物の甘みなどでは物足りなくなってくるんですね。

 

この人工甘味料の甘さが、快楽を感じるドーパミンなどの脳内物質や
神経系に影響して中毒状態を引き起こしがちなのです。

個人的にはこの「強い甘みへの依存による味覚障害」が
太る、太らない問題よりも大きいと思っています。

 

私もカロリーが増えても人工甘味料入りの食品は選ばないよう
気をつけるようにしています。

まとめ

てんさい糖もきび砂糖も、どちらもミネラルを多く含んだ砂糖なので
ダイエットに利用するのはおすすめです。

より「てんさい糖」のほうが、オリゴ糖を含んでいるので
腸内環境にも良いですね。

いずれにしても糖分は上白糖などの砂糖と同様にあるので
とりすぎには注意しましょう。