オリーブオイルは天ぷらに代用できる？カラッとしてオススメ
オリーブオイルはサラダ油と比べて身体に良い油です。
そのため「これで天ぷらしたらヘルシーなのでは？」
と思いますよね？
結論、
オリーブオイルを天ぷらに代用することはできます。
実際に、私も主人の実家に行った時、
オリーブオイルで天ぷらしてみました。
揚げている途中の見た目もサラダ油と変わりません。
揚がった食感もカラっとした感じでオススメですよ。
ただ、オリーブオイルゆえの注意点もあります。
オリーブオイルを天ぷらに代用するときは温度に注意
オリーブオイルは「発煙温度」が低めなので、
やや低温での調理がおすすめです。
「発煙温度」は油から煙が出る危険がある温度のことですが、
オイルの種類によって違います。
オリーブオイルはその精製種類によっても違っていて、
「ピュアオリーブオイル」は新品を揚げ物に使うと210℃
再利用の場合、2回目からは170℃が発煙の目安になります。
一番精製されている「エキストラバージンオリーブオイル」は
さらに発煙温度が下がって、新品でも170℃になってきます。
そのため、オリーブオイルで代用するなら、
「ピュアオリーブオイル」を使うのが良いでしょう。
価格もピュアオリーブオイルのほうが
リーズナブルなので良いですよね＾＾
一般的な天ぷらが180℃前後ですから、
初回以降は低温で調理することを心がけましょう。
コンロに温度調整が付いている場合は、
170℃以下になるようセットしておくと安心です。
煙が出そうになったら火力を下げるなどして、
対応してみてください。
ちなみに私が使ったのは、
お徳用の3リットル入ったもの。
種類的には「ピュアオリーブオイル」です。
3リットルが1瓶になっているのせいもあってか、
これはオリーブオイルの中でもサラっとしているタイプ。
オリーブオイルの濃厚さはあまりないので、
天ぷらで使うにはちょうど良いですね。
実際、鍋に注いだ感じもサラっとしています。
オリーブオイル特有の粘りとか濃厚さはありません。
3リットル×2本で2,500円くらいなので、
コスパ的にもバッチリです。
天ぷらで使うならば、これくらいサラっとしていたほうが
揚がった時もカラッと仕上がっておすすめですね＾＾
オリーブオイルを使い回すときの注意点
天ぷらに代用したオリーブオイルは使いまわしできます。
ですが、酸化するのが早いため、
なるべく早く使い切るのが良いでしょう。
天ぷら油のように何度も使ったり、
次回まで長く置いておくと酸化で味が変わってきます。
せっかくのオリーブオイルの風味が失われていきますので、
早めに使うのが良いでしょう。
また、あまり何回も使い回すのもよくありません。
回数的には3～4回までが限度ですね。
風味などはどんどん劣化してしまいます。
オリーブオイルを天ぷらに代用するメリット
プロの料理人に聞いても、
オリーブオイルで天ぷらを揚げるのは「良い」とのことです。
オリーブオイル自体が高いので、
コスパ面であまり天ぷらする人がいませんが
少量で揚げ物すれば何リットルも必要ないですよね？
天ぷらってフライパンに1cm程度の油でも揚げ物できますので、
「焼き揚げ」みたいにすると少量の油ですみますよ。
サラダ油などより、衣の水分を早く飛ばしてくれるので、
オリーブオイルの方が仕上がりがカラっとなるのもメリット。
素材も選びませんので、料理がうまくなった気分になれます（笑）
一番は健康的ですよね。
必須脂肪酸であるリノール酸やリノレン酸も含まれているため
体内で生成できない成分を摂取することができます。
また、主成分はオレイン酸で、
オレイン酸は善玉コレステロールを減らさず
悪玉コレステロールを減らす働きがあります。
そのため、動脈硬化に伴う心筋梗塞や脳梗塞、
高血圧症など生活習慣病の予防に役立つ油なのですね。
また、抗酸化成分のポリフェノールが多く含まれているため、
血中コレステロールの酸化を防いで、動脈硬化などの
血管系の病気の予防につながるという研究結果もあります。
ポリフェノール類は体内に蓄積できないので、
なるべく毎日摂取するのが望ましいとのこと。
揚げ物でもオリーブオイルを使えば、
よりポリフェノールを摂取できる機会が増えますね＾＾
気になるカロリーもサラダ油とほとんど同じなので、
カロリー面も気になりません。
まとめ
カロリーも変わらず健康的で上手に揚がりますから、
オリーブオイルを天ぷらに代用するのはオススメです。
「オリーブオイルの種類」と「発煙温度」には気をつけて、
オリーブオイルで天ぷらをやってみてくださいね＾＾
