新玉ねぎが柔らかいのは腐ってるから?水分の多さが原因かも
新玉ねぎが柔らかいのは腐っているからかも?と
気になったことありませんか?
基本的に玉ねぎが柔らかいときは、
玉ねぎ全体が腐っている時です。
ただ、「柔らかい」と感じるのも
「ぶよぶよ」になるほど柔らかいのか、
「普通の玉ねぎと比べて柔らかい」のかによって違います。
新玉ねぎは普通の玉ねぎよりも柔らかい
そもそも新玉ねぎは普通の玉ねぎよりも水分が多いので
少し柔らかく感じます。
普通の玉ねぎは収穫後に乾燥してから出荷していますが、
新玉ねぎは乾燥せず、収穫したての玉ねぎが出荷されているんです。
普通の玉ねぎは1ヶ月ほど乾燥することで、水分が抜け
保存性がぐんと高まっています。
茶色い皮に覆われているのは、
1ヶ月間乾燥させている間に皮の水分が抜けて
乾燥して固くなっているから。
一方、新玉ねぎは収穫してからすぐ出荷されるので
身も水分が多くみずみずしいですが、
水分が多いのであまり日持ちはしないんですね。
皮も白っぽく、柔らかいですよね。
触った感じで「少し柔らかい」と感じるのは、
水分量の違いによる柔らかさかもしれません。
柔らかいからといって腐っているわけではないので
安心して調理してくださいね^^
腐っていると茶色に変色していたり、
ぶよぶよとするぐらい柔らかかったり、
ツンとした異臭がしたりしますよ。
ぶよぶよになるほど柔らかいとき
柔らかいといっても、ぶよぶよになるほどであれば
これはほぼ100%腐っています(笑)
ちなみに、玉ねぎが腐っているときは
次のような場合です。
- 異臭がする
- ぶよぶよして柔らかくなっている
- 芽が出ている
- 茶色く変色している
芽が出ているだけでは腐っていないのですが、
芽が出ると栄養や風味はどんどん吸い取られているので
美味しさはガタ落ちしています。
芽が伸びて、シワシワになっているようなら
捨ててしまって大丈夫です。
玉ねぎは腐った部分から菌が移って
他の玉ねぎも腐ってしまうので、
腐っている玉ねぎを見つけたら迷わず捨てましょう。
腐っていないのはこんなとき
一方、見た目が悪いけど腐っていない場合もあります。
皮をはがすとヌルヌルしている
新玉ねぎによくあるヌメリは、腐っているわけではありません。
これは、ネギ類のどれにも含まれている粘質物で
普通の玉ねぎには少ないですが、新玉ねぎには多く含まれています。
これは甘みやうまみの素なので、そのまま食べてくださいね!
皮がボロボロだったり汚くなっている
皮が汚くても中身がキレイであれば問題なく食べられます。
見た目の皮は保存状態に左右されるので、
あまり外側の汚れは気にしなくても大丈夫です^^
黒い斑点がついている
皮に黒い斑点がついていることがありますが、
これは「黒カビ」です。
「カビが生えてるなんて食べられない!」
と思うかも知れませんが、これは腐っているわけではありません。
この黒カビは外側の皮にしかつかないので、
皮を剥いでしまえば、中身がキレイであれば食べられます。
この黒カビは、玉ねぎを乾燥しているときに発生しやすいのですが、
自宅で保存している時でも高温多湿の状態になれば発生します。
黒カビを防ぐには、冷蔵庫の野菜室で保存しておきましょう。
新玉ねぎの賞味期限
新玉ねぎは水分が多いため、賞味期限は約1週間です。
上手に保存すれば2週間くらい持ちますが、
傷みが早いので長持ちはしません。
普通の玉ねぎが1~2ヶ月持ちますので、
それと比べるとかなり日持ちが違いますね。
まとめ
新玉ねぎが柔らかいのは、元々の水分が多いからです。
普通の玉ねぎは乾燥させて水分が減っているため
しっかり固いですが、新玉ねぎは水分が多いので柔らかいです。
弾力がある柔らかさではなく、ぶよぶよしているならば
それは腐っている可能性が高いでしょう。
玉ねぎも中の中心部分から腐ったり、皮の一部が茶色く変色したり
外側が柔らかくなるなど、いろんな腐り方をします。
異臭がして柔らかい場合は確実に腐っていますので、
気をつけながら使ってみてくださいね^^