はちみつ梅干しの漬け方 初めてでも失敗なく作れるレシピ
はちみつの甘味が加わった「はちみつ梅干し」って美味しいですよね^^
スーパーなどでは、普通の梅干しと並んで
はちみつ梅干しも定番になってきました。
主人は酸っぱい昔ながらの梅干しが好きですが、
私はもっぱら「はちみつ梅干し派」です。
はちみつ梅干しも、2種類あります。
- 普通の梅干しにはちみつ風味がついているもの
- 梅干しをはちみつで煮る(浸けた)もの
どちらも「はちみつ梅」と呼ぶみたいですが、
今回ははちみつ風味の梅干しの作り方についてご紹介したいと思います。
はちみつ梅干の漬け方
【材料】
- 梅干し用の青梅 1kg
- 塩 100g
- はちみつ 100g
- 焼酎35℃ 20cc
- 保存用ビン
- 竹串、つまようじ(梅のおへそをとるため)
- タオル、キッチンペーパー(水洗いした梅を拭くため)
※ジッパー付き食品保存袋でも作れます。(2枚必要)
作り方は下部を参照してください。
【作り方】
- まず梅干しを作ります。完熟の梅を1から2時間水につけておきます。青梅の場合は少し長めに水につけてアクを出します。
- 梅を洗って水気を切ります。ふきんを使ってしっかり水気を切りましょう。
- 爪楊枝や竹串を使って、梅のヘタを取り除きます。
- 布巾やキッチンペーパーで梅をひとつずつ丁寧に拭きます。水洗いだけでは取れない汚れも拭き取りましょう。
- 梅干しを漬ける容器に霧吹きを使って焼酎をふりかけます。容器は深めのものにしましょう。
- 容器の底に塩を一掴みほど敷き、その上から梅を薄く敷き詰めます。
- また塩を薄くふりかけ、梅を薄く敷き詰めます。
- 一段詰めたら塩を薄く振りかけて…という作業を繰り返して、全て容器の中に梅を入れます。
- 最後は塩を多めにかぶせて、内蓋と重石を乗せます。
重石は梅の重さの半分の重石にしましょう。
重石にも焼酎をふりかけておきます。 - 雑菌が入らないように新聞紙やラップなどで外側に袋を被せて密閉し、冷暗所に置きます。
- このまま梅酢が上がってくるのを待ちます。
※梅酢とは塩の持つ浸透と脱水の作用により、梅からでた水分と塩が混ざり合った液体のことです。 - 梅酢が完全に上がったら、梅酢を別容器に少し取りはちみつを入れて溶かします。溶かしたはちみつ液を容器に入れます。
※しそ入りの梅干しにする場合はこのタイミングで赤しそを入れましょう - 内釜と思石をのせて雑菌が入らないように密封します。
梅酢の様子は毎日チェックしましょう。 - つけて3日経ったら、梅が梅酢から浮き出ない程度に重石を軽くして、
1ヶ月から1ヶ月半ほど涼しい日陰に置いておきます - 土用干をします。
(土用干とは天気の良い日を選んで3日ほど梅干しを干すことです。)
ザルやトレイなどに間隔を空けて並べ、風通しの良い所において干します。
1日1回程度裏返すとしっかり乾燥できるので良いでしょう。
3日間ずっと干しっぱなしにするのではなく、
1日ずつ夕方に梅が温かいうちに取り込んで梅酢に戻します。
梅を干す期間も「3日必ず」ではなくて構いません。
干しすぎるとカラカラになるので仕上がり具合をみながら調節しましょう。
天気によっては1日で出来上がる時もあります。
食品保存袋でもはちみつ梅が作れます
上記の作り方がはちみつ梅干しの王道ですが、
容器をジッパー付きの食品保存袋でも作ることができます。
ポイントは「袋の中を真空にすること」
「真空」というと難しそうに感じますが、
ボウルやたらいに水を張る方法なら簡単に真空状態が作れます。
上記のステップ12.で梅と塩、はちみつ液を入れたら、
水を溜めたボウルに保存袋入の梅をゆっくり沈めます。
自然に梅のすき間の空気が抜けて、ピタっと真空になっていくので、
袋の口ギリギリまで水に沈めてジッパーで閉じます。
こうして空気を抜くことでカビ防止対策になりますよ!
梅酢が出た時に漏れる場合があるので、保存袋は2重にしておきましょう。
さらに受け皿の上に乗せておけば完璧ですね。
保存袋の場合は保存袋中に焼酎を吹きかけておきましょう。
重石がなくても普通の陽気と同様に3日で梅酢が出てきます。
時間も一か月から1か月半ほど待ちましょう。
後のやり方は同じです。
まとめ
普通の梅は苦手な人でも、はちみつ梅なら食べやすいですよね。
作り方も途中までは普通の梅と一緒ですが、
途中ではちみつを加えることで簡単に甘みがつきます。
もうすぐ梅のシーズンなので、私もチャレンジしてみたいなと思います^^