アラフィフ主婦のカジLIFE

アラフィフ主婦の私が日々の料理のコツについて語ります\(^o^)/

ほうれん草は炒めるとえぐみは取れる?必要な下処理とは

ほうれん草 炒める えぐみ

 

ほうれん草は一年中食べられる栄養価の高い野菜です。
おひたしにしてもよし、炒めてもよし、
副菜としてとても重宝するお野菜ですよね。

便利な野菜ですが、気になるのが独特のえぐみ。
アクがあることでも有名な野菜です。

一般的にアク抜きするには茹でる方法が推奨されていますが、
炒めるときはどうすればいいのでしょうか?

結論から言うと、えぐみ(アク)を抜くには、
炒める前に、流水で洗って少しつけておくことです。

私はいつもこうしています。

ほうれん草についた、汚れ、雑菌、
農薬等を洗い流していますので、
炒める時も同じようにしていますよ!

また、炒める時に使うオイルの量を少し多めにすることで、
えぐみを感じにくくなるのでおすすめです。

 

ほうれん草のえぐみの正体

ほうれん草って独特のえぐみがありますが、
その正体は「シュウ酸」と言われる成分によるもの。

十分にアク抜きをしていないほうれん草を食べると、
なんとなく苦みのような味を感じますよね。

チリチリするというか舌の奥の方で感じるヤツです。

これは、ほうれん草のシュウ酸が唾液と混じることで、
シュウ酸カルシウムという成分になってしまうから。

ご存知かと思いますが、結石などができる原因のものです。

せっかく食べるなら、えぐみはしっかり落として、
おいしくいただけるようにしましょう!

 

ほうれん草のアク抜き方法

 このページでは炒める時のえぐみについてですが、
一般的なアク抜き方法も参考になりますので書いておきます。

えぐみの正体は「シュウ酸」です。
このシュウ酸は水溶性のため水で洗うことで溶け出し、
アク抜きをすることができます。

では、簡単なアク抜き方法を書いておきますね!

 

塩で茹でる

お鍋に多めにお湯を沸かします。
その中に塩を入れます。

1リットルに対して小さじ1くらいですかね。
大体でいいです。

お湯が沸いたら、
よく洗ったほうれん草の根本に切れ込みをいれます。
これは湯でる時間を短縮するため。

根元の方から入れますよ!
この時に手を離さずほうれん草を持ったまま、
根っこ部分を約30秒程度茹でていきます。

30秒経ったら、全体をお湯に入れます。
全部で60秒程度が目安です。

最後に水を入れたボウルに入れて、
残った汚れやシュウ酸を洗い流します。
※流水がおすすめ!

 

レンジでチン

私はめんどくさがり屋なので、
ほうれん草をレンチンして処理します。

 

レンチンするまでの工程は塩ゆでの方法と同じです。
しっかり流水で汚れ等を落とします。

その後、生の状態でほうれん草をザク切りします。
耐熱容器(皿)等に入れ、塩をパラパラかけて、
レンジで約2~3分ほど加熱していきます。

この時、ほうれん草の量やレンジのワットによって、
加熱時間が変わりますので注意してください。

ちなみに私は700Wで3分弱かな。
様子を見ながら加熱します。

ほうれん草によっては、すごく柔らかいものもありますし、
逆に固いものもありますので最後は必ず目視しています。

しんなりしたら水を張ったボウルにつけて、
しばらく(5分~)つけて、しっかりアク抜きします。

 

ほうれん草~アク抜きのポイント

ほうれん草はとても栄養価の高い野菜ですが、
茹でたりすることで水溶性の栄養分も流れ出してしまいます。

 

ほうれん草の主な栄養素は、
ビタミンA、ビタミンC、鉄、食物繊維等。

 

例えば、ビタミン類は水溶性ですので、
水にさらすだけでも流れ出してしまいます。

茹でる場合は、1分程度にしましょう。

そういう意味ではレンチンは茹でないので、
栄養素は逃げにくくなるのでおすすめです。

 

ちなみに、最近はサラダ用ほうれん草がスーパーで売られています。
アクが少なく生で食べられる品種ということですが、
シュウ酸は存在するので、しっかり洗って食べるようにしましょうね。

 

まとめ

いかがでしたか?

ほうれん草はとてもおいしいですし、
年中、食べられる野菜として重宝しますので、
上手にアク抜きをして食べてくださいね!

炒める場合は、最初に水洗いをすることで、
えぐみの原因である「シュウ酸」を落とすことができます。

ただ、全てを落とすことは難しいので、
炒める場合には油を少し多めに使うと苦味を抑えることができます。

 

私は、よく洗ったほうれん草を、
オリーブオイルで炒めることが多いです。

ガーリックを入れたり、卵でとじたり、
シチューに入れたりして食べています。

茹ですぎると、おいしくないですが、
その場合は、ミキサーでペースト状にして、
冷凍保存してちょっとずつ料理に使っています。

ペースト状にしておくと離乳食や介護職にも使えますよね。
赤ちゃんや高齢者が食べる場合には、
特にえぐみ取りはキッチリしないとですね!

参考になれば幸いです。