アラフィフ主婦のカジLIFE

アラフィフ主婦の私が日々の料理のコツについて語ります\(^o^)/

かじきとめかじきの違いとは?どちらもマグロとは違う魚です

かじきとめかじきの違いとは?どちらもマグロとは違う魚です

お魚で「かじき」とか「めかじき」ってよく聞きますよね。
どちらも名前が似ていますが、違いってご存知ですか?

実は「めかじき」は「かじき」の一種で、
「別の魚」ではないんですね。

 

「かじき」というと「カジキマグロ」のイメージですが、
マグロでもありません。

そんな、ややこしい「かじき」の世界について、
詳しくご説明したいとおもいます(笑)

かじきとめかじきの違い

カジキとメカジキの違いは「カジキの中にメカジキがある」ということで
ほぼ同じということです。

カジキの種類にはメカジキ以外にもマカジキ、シロカジキ、クロカジキなど
いろんな種類のカジキがいます。

 

ちなみにメカジキかはメカジキのみですが、
マカジキ科には11種類のカジキがあります。

どちらも同じ魚ですが、区分が違うというのが正しいかもしれませんね。

メカジキとマカジキの違い

実は私たちがスーパーでよく見かけているのは、たいてい
「メカジキ」か「マカジキ」です。

「メカジキ」はよく聞きますが、
「マカジキ」は耳慣れないかもしれませんね。

 

というのも「マカジキ」のほうがレアで高級な魚で
料亭や結婚式などで使われたりしています。

カジキ類の中では最高級グレードらしいです。

新鮮ならば刺し身や寿司に使われ、焼き物ならバター焼き、
ムニエル、ステーキなどで食べると美味しいです。

「マカジキ」の身はやや赤みが強く、オレンジがかっています。
切り身も鮪っぽく見えるので、カジキマグロと言われるのも分かります。

 

一方、「メカジキ」はスーパーなどで売られていて、
白っぽく柔らかいお魚です。

「メカジキ」の身は淡いピンク色。

夏に水揚げされるメカジキは淡白ですが、
冬に水揚げされるメカジキは脂が乗って美味しいです。

新鮮なら刺し身でも食べられますが、
一般的には照り焼きやステーキで食べることが多いです。

フライやムニエルなども良いです。

 

スズキ目だけあって、淡白な白身魚ですね。
青魚と比べて脂肪も少なめなので、ダイエットにもおすすめです。

淡白なので缶詰やかまぼこなどの練り製品の材料にも使われています。

 

それぞれ旬も違っていて、メカジキの旬は秋から冬、
マカジキの旬は冬から春です。

今は冷凍技術が発達しているので、
年中どちらのカジキも食べることができます。

カジキマグロは存在しない

「カジキマグロ」という魚も、実は存在しません。

どうやら昔、カジキの味がマグロに似ていることで
カジキマグロと呼んでいた名残が残っているようです。

いわゆる俗称となってますね。

 

カジキはマグロよりほど足が早くない(劣化が遅い)ので、
仕出し弁当などで使うのに重宝していたようですね。

昔はスーパーなどでも「カジキマグロ」
としてよく売られていたのを思い出します。

 

カジキは漢字で書くと「梶木」、
マグロを漢字で書くと「鮪」です。

マグロはサバ科の魚で、カジキはスズキ目メカジキ科なので、
そもそも種類が違うんですね。

マグロとカジキの実際の魚を見ても全然違います。

 

マグロは丸っこい魚ですが カジキは全体的に細長く、
口先が剣のように尖っています。

でも食感が似ていることと、鮪と同様の漁法で獲ることもあるため、
カジキマグロと呼ばれ始めたようですよ。

メカジキの人気料理

メカジキの照り焼き

あっさりとした魚なので、照り焼きなどの濃いめの味付けが合います。
密封できる袋に入れて調味料に漬け込んでから焼くと
中まで味が通って美味しいでしょう。

メカジキのムニエル

照り焼きと同様に塩コショウやバターで照り焼きにするのもおすすめです。
トマトソースをかけたり、煮込んだりするのも美味しくいただけます。

メカジキのフライ

あっさりした魚なので、照り焼きの時のように漬け込んだメカジキを、
フライにすると美味しいです。

まとめ

カジキとメカジキはほぼ一緒ですがカジキマグロとは全然違います。

 

マカジキはマグロに似た見た目や食味なので
カジキマグロと呼ばれるようになったようです。

メカジキはスーパーにもよく出回っている魚なので
ムニエルや照り焼きなどで食べてみてくださいね