アラフィフ主婦のカジLIFE

アラフィフ主婦の私が日々の料理のコツについて語ります\(^o^)/

ピーマンの肉詰めにパン粉を入れるのはなぜ?美味しく作るコツ

ピーマンの肉詰めにパン粉を入れるワケ

 

ピーマンの肉詰めっておいしいですよね!
大きくて新鮮なピーマンが手に入ったら、
私は必ずと言っていいほど作っています。

で、ズボラな私はふっと疑問に思いました。
ピーマンの肉詰めに使うタネ?にパン粉を入れるのは何故?って。

レシピには牛乳にひたして…とか書いてありますけど、
どうしても必要なんでしょうか?

ピーマンの肉詰めにパン粉が必要なワケ

皆さんはご存知かな~とは思いますが、
ピーマンの肉詰の肉部分はハンバーグのタネと一緒ですよね。

ハンバーグを作る時に入れるものは、
合い挽きミンチ、炒めた玉ねぎ、玉子、調味料等です。

ハンバーグの他にもつみれなどミンチを入れて作るものって、
最後に丸めて使いますが、このままだと調理後に割れやすくなります。

玉子が入っていると、ある程度はまとまりますが、
ポロポロと崩れやすくなってしまうんです。


ここに登場するのが「パン粉」です。


パン粉は、それぞれの食材をつなげる役目があり、
肉汁をしっかりキャッチしてくれるので、
調理後にふんわりとした食感に仕上げることができます。

 

また、レシピ通りに作っても、
肉の量や玉子の大きさ等によって、
なんとなくタネがゆるい…と感じたことはないですか?

そんな時にもパン粉は役立ちます。

ちなみに、パン粉を牛乳に浸すことで、
パン粉が柔らかくなりミンチ肉と馴染みやすくなり、
さらにはお肉のニオイが軽減されるのでおすすめです。

 

牛乳ってたんぱく質なので、旨味もアップしますしね!
牛乳がない場合は、水でも代用できます。

 

パン粉がない時の代用品は?

では、パン粉がない時はどうしたらいいのでしょうか?

食パン

私がよくやるのが(汗)食パンをすりおろして使う方法です。

すりおろした食パンは粗いパン粉になりますが、
十分代用品として使うことができます。

そのままで十分使えますが、ひと手間かけるなら、
トースターで少し焦げ目がつくくらい焼けば最高ですね!

「私って天才」って思うくらいおいしくできます。(笑)

お麩

 パン粉も食パンもない時は「お麩」がおすすめ!
こちらもすりおろして使いますよ!
同じように牛乳か水に浸して使います。

食パンより細かくなりますが、
つなぎの役目としてはバッチリです。

お麩の特徴として吸水性がありますが、
この特徴をいかせばジューシーな肉ダネをつくることができます。

片栗粉

片栗粉は中華や日本料理でもあんかけする時に、
とろみをつけるために使う調味料ですが、
パン粉の代わりとしても使うことができます。

片栗粉の成分はほぼテンプンなので、
水に溶かして加熱することでトロリとなるのが特徴。

肉ダネに入れることで、
焼く時に肉汁を閉じ込めてくれます。

ミンチ300gだと片栗粉大さじ1.5くらいかな。
少しずつ混ぜるのがコツですよ!

いやいやどれもこれもない…って場合は最終手段です。
「塩」を使いましょう! そうです、食塩です。

私は何かのテレビ番組で見て、
これいいじゃん!って思いました。

お肉はタンパク質なので、塩を入れて混ぜるだけで、
乳化と言ってしっとり混ざり合うそうなんですよ!

この時のポイントとしては、
玉ねぎなどは入れずにミンチだけの状態で塩を入れる。です。

私は、ボウルにミンチを入れて塩をひとつまみ入れて、
すりこぎ棒でキュッキュと押しながら混ぜます。

大体300g程度のミンチなら1.5gくらいのお塩かな。
この時点で塩を入れるので味付けには塩は入れません。

この方法で玉ねぎをいれてハンバーグを作ったことがありますが、
ちょっと肉肉しい感じになります。

なのでやっぱり玉子くらいは入れたほうがいいかもです。

  

ハンバーグはパン粉なしだとどうなる?

パン粉なしでもハンバーグできます!
できますが、つなぎがないので焼くと肉汁が出すぎて、
パン粉ありの時よりジューシーさとか旨味とかが少なくなるかな。

そんな印象です。

だけど、玉子を入れたらそれなりにジューシーになるので、
パン粉がないときは入れなくても大丈夫かなー。

特に、ピーマンの肉詰めの場合は、
ピーマンがホールドしてくれるということもあり、
少し肉ダネが柔らかいなと思ってもしっかり焼くことができます。

ハンバーグの場合は入れたほうが、
よりジューシーにふんわりとできるってことですね!

 

まとめ

ピーマンの肉詰めにパン粉を入れる理由は、
食材の「つなぎ」としてまとめる力があるから。


パン粉がない場合に代用品として使えるのが、
食パン、お麩、片栗粉、塩などです。

それぞれ「つなぎ」として有効です。

パン粉などのつなぎを入れることで、
ひき肉とその他の食材をまとめてくれますし、
肉汁を中に閉じ込めてジューシーに仕上がります。


実は、昨日あえてパン粉なしで、
ピーマンの肉詰めを作ってみました。

その代わり「塩」でミンチをこねこねしましたが、
とってもおいしく出来上がりました!

玉子を入れたので少し柔らかめでしたが、
しっかりまとまってくれましたし、
焼き上がりもしっとり美味しかったです~。


パン粉を入れたらもっと美味しくなるでしょう!
ピーマンの肉詰めを作る時の参考にしてくださいね!